
海外の大学を卒業し、そのまま長く海外で生活している人は意外に少ない。ヨーロッパ、中東、そしてアジアでの経験の中で、様々な価値観に触れながら、自分らしい働き方を考え、場所を選択してきた三浦龍太郎さん。その秘訣をお伺いしました。
Q)なぜ、シンガポールへいらしたのですか?
イギリスの大学を卒業して、国際公務員になることを考えて、ニューヨークかジュネーブに移ることを考えていたのですが、色々とトライした後に、シンガポールで働き始めたのがきっかです。それから転職も重ね、いまの資産運営するシンガポールの会社にいます。
バーミンガム大学で学びました。なぜ、英国の大学に行ったのかというと、日本で大学生のときに、アメリカンのカレッジで交換留学していたので、やはり他の国もみたいという思いがあり、学位を取りたいという考えで英国に行ったのがきっかけです。
正直、学校で学んだ事は、今でも役立っているかというと疑問ですけど、唯一役に立っていると思うのは、いまでも続いているクラスメートとの人脈ですね。
Q)いま、広い世界でご活躍されている方々が、同級生って感じですね。
そういうことですね。一番仲が良かった友人が世界銀行に勤めていたり、あと、ロンドンスクールエコノミックスの講師をしていたり、会社を経営して国際ビジネスマンになっているなど、色々なバックグランドの人と友人になりました。
悩みは、簡単に会えないってことですね。いまでこそ、フェイスブックとかスカイプがありますけど。(笑)
Q)日本と海外での大学生生活は、どんなことが違うのでしょうか?
違いますね。日本の学生は恵まれています。
自由時間があるって良いことなんですけど、これは自分にも言えることですけど、時間の使い方が上手く出来てないですよね。
例えば、ヨーロッパの学生なら休学して半年くらい、バックパックをしながら旅をする、とか。大学に入る前にギャップイヤーを使って、例えば、英国で英語を勉強する人も多いですよね。
学生中に出来ることを沢山していますね。
Q)日本だと新卒で社会に出るという風潮があるから難しいですよね。
そうですね。
折角、若くて体力がって時間があるんですから、それを他の勉強とか、起業してみるとか、色々と経験できると思う。だから、ちょっと後悔したなと思うのは、バイトしなきゃ良かったと思う。(笑)
勿論、社会性を身につけるという意味では、バイトも悪くはないんですけど、もっと、その間に関心あること、専門性を身につければよかったと思う。
Q)社会に出て、役立ったと思うところはどこですか?
大学で学ぶことは古い知識なので、それは英国でも同じですが、内容そのものというよりは、例えば、新聞を読む癖とか学び方
後は、やはり人脈ですね。
to be continued
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