
シンガポールでは知らない人がいないと思うほど、ご活躍のアレクサンダー陽子さん。初対面の時から、ずっと変わらない印象で、とにかく気配り上手で、いつも笑顔。そんな陽子さんに日本は勿論、シンガポールでどのようにビジネスや、啓蒙活動を広げて行ったのか、その秘訣を伺って参りました。
Q)どんなきっかけでシンガポールにて起業しようと思われたのですが?
元々、日本で起業していたのですが、当時、結婚しようと思っていた今の主人が、中国語圏への進出を考えていて、ついて来て欲しいということで。
1995年だったな。一緒にビジネスをすると考えたとき、中国語と英語が使える所と考えて、シンガポールにしたんだよね。
あの頃は、外資もウエルカムで、今とは全然違っていて入り込みやすかったから。私は日本に仕事があったので、日本と行き来するというのが基本条件でここに来たんだよね。主人がアイデアを出して、私が投資してマネージメントを行う形で二人で会社をスタートさせたのが、きっかけだね。
Q)日本とシンガポールでのビジネスは違いを感じますか?
一緒、一緒。
最後は人だからね。
啓蒙に関しての目的は、シェアできるか啓蒙が広がるかってことかな。
常に目的がどこにあるかということをハッキリさせている。その時、その時に、「私の本当の目的はなんだっけ」と考える。人間関係も。
例えば、旦那とささないことで喧嘩してもその時に、一旦自分は引っ込めてみるの。彼との関係で何が一番大事か?自分が正しさを求めることが目的だった?一番は、彼とハッピーでいることが目的だから悪影響になることであれば、自分を引っ込める。
Q)常に自分の志、生き軸を持つのですね。
自分の思想とか行動とか、常に俯瞰しているよ。
常に、ここにいる、というのか、勿論、感情がバーっと出て来たときは、ときにはそこに飲まれちゃうんだけど、飲まれたら、ちょっとストップしてみる。これってどうして起きてるの?私、今、ホントには何をしたいんだっけ?と自問してるなぁ
それは10歳の時から変わらない。
Q)特別に何か10歳の時にあったのですか?
これは、みな私のフォロアーは知っているんだけど、10歳の時、ステロイド剤がそもそも症状を根治させる療法でないと知って、それから薬に医学に幻滅して、じゃ、ステロイド剤って、体ってなんだろう?とか、色々と考えるようになって……。
どうやって自分の健康を守ろうか、と考えたのが始まりかな。
外科医になりたかったのだけど、医者ってどうなんだろう?って、健康を自分で守れる人になろうと思ったのが、10歳。そこから勉強を始めたんですね。シンプルに、4歳からステロイド剤を使っていた親友を助けたかった、同時に、健康を管理する人になるのだと思ったのが、10歳。
Q)そこにまっすぐ。
ただ、ただそこにいるって感じ。だから啓蒙は使命というか、ビジネスは別。最近、聞いてくれる人がちょっと増えて来たって感じ。
Q)2013年、1万人の受講者と書かれていましたが。
通算、37,000人とおしゃべりしているかも。(笑)
Q)普段、日本の中にいない状態で難しさはありますか?
私は感性の人、生(なま)の人だから、リアルに会った方がいいと思っています。会いにくさは、ネックだね。
だから、スタッフとはひと月に一回は最低でも会った方がいい。ちょっと顔みたい、話したい、感じたいんだよね。思ったら私はすぐに電話しちゃう、行動しちゃう。
Q)スーパーウーマンですよね?
みんな言うのね、それ〜(笑)
その定義って なんなのか聞きたいよ(笑)
私は、ハッと思いついたら行動しちゃう。逆に聞きたい、なんで悩むの?
Q)うーんなんだろう、失敗を恐れるのかな?
失敗? ハハハ
じゃぁ、失敗って定義は何?
Q)間違えちゃった、ですかね?
ふむ、何が間違いなの?(笑)
もし上手く出来なかったということが失敗なら、上手く行く事なんてないでしょう。いつも間違いってことになっちゃうね。
失敗とか後悔はないねぇ。
Q)自然体ですよね。
それもよく言われるねぇ。
間違っちゃたら、間違えちゃっただし、怒られたらこの人はこういう事を怒るのだな。次回、気をつけようで終わるね。
to be continued
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